スタバへ行く理由
スタバへなぜ行くの?
私はわざと仲間や知り合いに上記の質問を時々してみる。
大体の答えは「コーヒーがおいしい」という答えが返ってくる。
おいしいコーヒーなら近くの喫茶店でも出してるんじゃない?
更に別の質問を投げかけると「安くて手軽」という答え。
予想通りで恐らくは殆どの方が上記のような回答をすると思います。
これは本音であり正解でもあるとは思いますが、心の奥底で自然と意識・行動
させているのは「コーヒー」ではなくスタバが持つ雰囲気だと私は思いました。
かなり昔は珈琲(コーヒー)といえば、専門店で豆が売っており
こだわりのある男性が好んでお高い豆を購入、自宅で味わいながら飲むという
スタイルが珈琲の楽しみ方で、苦味が強く黄ばみつきやすいので
女性は苦手意識をもっていた人も多かったんじゃないでしょうか。
日本では526万台(2007年現在)の自動販売機が全国にあり男女比率は
9:1で圧倒的に男性という調査結果がでています。
寒い冬でも、コインを入れれば温かい飲み物が瞬時に出てくるという
凄く手軽な自動販売機。
最初の質問に「安くて手軽」という答えを出した人がいるのに
何故、女性の比率が低いのでしょうか?
恐らくはコーヒーに限らずにコーラ類も同様だとは思いますが「味」ではなく
雰囲気(環境)とキッカケと私は考えます。
話を戻せば、これは失礼な話かも知れませんが、スタバのコーヒーを
おいしいと感じたことは1度もありません(マズイとも思いません)しかし
お店を訪れると喫茶店やファーストフード店とは違い、個々の「やすらぎ」「スタイル」を
重視しているかのような店作りで、公園のベンチのような開放感があり
作られたスペース感がないのが気に入っています。
優先順位でいえば、コーヒーは2番目ではないだろうか?というぐらいに個々のスタイルを
重視している感覚がありますので、喫茶店やファーストフード店とは違う
シンプル感があります。
店内WiFi完備、必要以上に宣伝しないスタイル、多色ではない色使い等、全てが単純で
職人魂、激安・最高級といった他社・他人を意識したような組織でもないので
すべてに対して「シンプル」というのがスタバ人気の特徴であり、なんとでもお客様自身が
カスタマイズ(表現)できる環境だからこそ、女性も訪れやすいというコトかな?と
私は感じました。
今現代はストレス社会ともいわれているので、環境というのは内容よりも重視傾向。
パンケーキも同様に、自宅でも作れるような食べ物を(失礼)
何故、行列に並んでまでも食べるのか?その理由を考えればスタバ同様だと思います。
今後、ビジネスやスタイルを考えていく上で、身近にあるお店や製品を見れば
意外と面白い発見がでてくるかも知れませんよ^^
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