無人島を意識して生活設計を立てる。
東京から静岡県掛川市に移ってきてあと数日で5ヶ月目に突入しようとしています。
最初の3ヶ月間は完全に「お試し」みたいなカタチで努力や行動を多くしてきたけども・・・何でも3ヶ月を過ぎれば段々とその土地の良さや自分自身の人生というか行動力が見えてきたりするものです。
WEBニュース等で「移住」という言葉を多く聞くようになりました。
例えば東京からタイ(バンコク)だとか青森県とか、どこかへ移住するというのは「なんとなく」では厳しくそれなりのキッカケや理由があり移住をするわけです。
僕の場合は自宅は持ち家ではなく「借家(マンション・アパート)」ですのでご近所付き合いは全くありませんので完全移住ではなくてお試し移住そのような感じに見えるんじゃないでしょうか?その土地に住居を構える(持ち家)ということは人生をその土地に捧げるという意味もあると思いますので自然環境だけではなくご近所などの人間関係も特に意識しなければいけません。
仕事もそうですが、どんなに憧れの仕事(会社)に就職しても人間関係が悪ければ何もかも台無しで、最悪は自殺というぐらいまで酷い状況だったりする訳ですが、生活も同様で素晴らしい環境に引越したのは良いのですがお隣さんが陰険だったりと地域とは関係のない人間性の問題がある方であればとても大変なことになります。特に地域の場合は長く住めば住むほど長老的な雰囲気があるので大変です。
ご近所と時間を掛けて仲良くなるという方法が1番理想ですが、そこまで人間関係を意識して移住を決めたか?といえばそうではないと思うんですね。地方独特の「自然」を中心に古民家再生的な家、自給自足の野菜、遊ぶ場所は川や海、仕事はWEB関連でのんびり・・・僕も確かにこのような理想や雰囲気は大好きですが、忘れちゃいけないのが上記に書いた通りに「人間関係」
特に東京から来た人というのは、自分の技術(能力)を地域の方々に活かしてもらいたい!という気持が強く、地域の人から見れば「この地域は地域のやり方がある」という感覚ですので、下手に自分自身の能力を活用しようとすれば嫌煙される可能性もあり、逆に地域の方々の問題点を聞き一緒に問題や課題に対して解決していくというスタイルが1番で、僕からすれば「面倒だな」と思うんですが笑、地域で根を張っている方々の気持を考えれば当然なのかも知れません。
ロケーションのみの移住
ネットの普及で世界との距離も近くなりコミュニケーション力も徐々に上がってきました。僕の場合は外人とばかりコミュニケーションをしているので、殆ど仕事の営業・打ち合わせというのは日本国内ではありませんので、その地域に根づく必要は現実的にはありません。ただ少しばかり東京の近くにいなければインフラの関連で今はマズイ部分がありますので関西方面から西には住めませんが(旅行なら全然構いません)人間関係を気にせずにロケーション(自然ある環境)さえ良ければどこへでも住める環境ですので、仕事スタイルは都会的なことをやっていますが、生活面ではロケーション(特に自然)環境ある場所でのんびりしているので、僕にとっては最高の環境といえると思います。
無人島へ行ったつもりで先を考える
無人島にも色々な無人島がありますよね?ただの岩だらけの場所、ヤシの木があり周辺には何もない場所、パイン畑が広がるトコなど。僕がロケーションを意識する時は無人島をイメージするのですが、その無人島の中には「人間」は含まれていないんです。
自分自身のサバイバル精神が強い部分もあるかも知れませんが、誰かと「共有・共存」って時代の流れで徐々に薄れていき親(家族)親戚付き合いですら20年ぐらい前と比べれば薄れているというのは皆さんも同じだと思いますし、残念な話ですが今後はサバイバル術(1人でやりこなしていく力)を見につなければ単身者だけではなく既婚者の方でも大変になってきますので身内も含めて他人依存が一番危険であると思いますので、固定するという考えよりもロケーションを意識したシンプル(スリム)な生活・仕事スタイルがこの先はとても大切だと思います。
ヒトやモノがある前提で先々を考えたり移住を決めるのは危険かなと僕的には思います。上記にも書きましたが洗濯できるのは「ロケーションのみ」であとは自分達で環境やスタイルというのは作り上げていかなければ、どの地域へ行っても厳しいと思います。
僕自身も静岡県民ではありますが生まれ育ちが違いますし地元民(静岡県掛川市)として誇れるのか?といえば何も地域に貢献しておらず、「お客様扱い」でしか過ぎません。それは本当にその地域に根を張り一生を捧げるという気持を持たない限りはそういう意識は起きないと思っており、今後も時代に合わせて生活・仕事のスタイルを変化させていければと思います。
固定した考えや意識はこの先本当に大変になってくると思いますので広い視野でモノ・コトを考えていきましょう!そして他人依存の人生にならぬように。
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